First Pain

石川智晶( 石川知亜紀 ) First Pain歌詞
1.First Pain

作詞:石川智晶
作曲:石川智晶

誰かを永遠に失った
ことなんてまだないけれど
これが最後かもしれないと
見つめた朝があった

まっすぐに延びたこの白線を
踏み外さないように步くのは
もう未來をひとつ捨てているのと
同じじゃないか‥と微笑う

どうして自分の體なのに
自由にしてはいけないの?
君の瞳に噓を重ねても
その答えは出さない

人混みに自分の氣配消しても
繫がろうとしないその姿は
細い糸でせつなく結ばれてる者には
眩しく見える

ヒトになろうとして何度も
塗り重ねた空があった
途切れ途切れだけど確かな
言葉をあげたいんだ
生きて 生きて 生きて

壁のない部屋に寢轉んだら
見上げる小さな窗をあげよう

誰かを永遠に失った
ことなんてまだないけれど
兩手に收まらない予感と
痛みを嚙み締めてた
どうして自分の體なのに
自由にしてはいけないの?
君の瞳に噓を重ねても
その答えは出さない
生きて 生きて 生きて

生きて 生きて 生きて
生きて 生きて 生きて
生きて 生きて 生きて
生きて 生きて 生きて


2.誰も教えてくれなかったこと

作詞:石川智晶
作曲:石川智晶

頰杖ついて 溜息をひとつ
完成間近の 泣き顏のロボット
固まりかけていた紙粘土
兩手で崩してしまったよ
優しい目を向けないでと

無我夢中で走ってさえいたら
チョウチョ卷き上げた分だけ
風を起こせると思ってた
誰も教えてくれない
誰も教えてくれなかったこと

ふいにこの手を拂われたことで
何かしてあげようと空回りしたよ
可愛そうだという慰めに似たもの
心の四隅に隱れていたかもしれない

あの時本に書いてあったことが
色鉛筆12色におさまらず色を欲しがった
誰も教えてくれない
誰も教えてくれなかったこと

無我夢中で走ってさえいたら
チョウチョ卷き上げた分だけ
風を起こせると思ってた
誰も教えてくれない
誰も教えてくれなかったこと

誰も教えてくれない
誰も教えないてくれたこと